SNSマーケティングで使うテキストの考え方
SNSマーケティングでは、SNSのそれぞれの仕様の特性をあらかじめ把握しておくことが、そのSNSにマッチしたテキストを書く上での大前提となります。
1、ユーザーが求めるものを提供する
2、「見やすい」テキストに必要な「視認性」を重視する
3、SNSのテキスト内容には一貫性を持たせる
SNSによってテキストを書き分ける視点
ツイッター
ツイッターの最大文字数は140文字ですが、短くシンプルに書くのがコツです。また同じ文意でも絵文字などを工夫して使うと「視認性」が高まります。
フェイスブック
文章は、シンプルで短い方がいいです。フェイスブックは「公式性」が高いので、絵文字を多用すると浮いてしまうことがあるので気を付けましょう。
インスタグラム
メインは写真で、文章はその写真の説明のためにあるものだと考えましょう。
初期の最適投稿頻度は、ツイッター7:フェイスブック2:インスタグラム1
初期、中期、後期に分けて、各SNSの最適投稿頻度を比較してみました。
ツイッター | フェイスブック | インスタグラム | |
---|---|---|---|
立ち上げ〜3か月 | 1日7回以上 | 1日2回 | 1日1回 |
3か月〜半年 | 1日4〜5回 | 1日2回 | 1日1回 |
半年〜1年 | 1日1回 | 1日1回 | 1日1回 |
語尾の重複禁止
- 心地よいリズムをテキストに持たせることが大切です。
- ダラダラと長すぎる文章は、NGです。
- 長い文章は2つに分けて、それぞれの語尾を変えてみましょう。
- 読み手の心の中にストーリーが構築されるようにしましょう。
漢字40:ひらがな60
- 漢字の使い過ぎはタブーです。
- テキストに占める漢字の割合は4割が上限と考えてください。
- 話しかけるという感覚が必要で、常にユーザー目線を心がけましょう。
3行で1行あけること
- 1行当たりの文字数は、20字+α程度です。
- 3行ごとに1行あけると、文章が読み取りやすくなります。
- 「起承転結」のある骨格のしっかりとした文章にしましょう。
- 文章の量はビジュアル的にいい感じになるようにしましょう。
フェイスブックの基本的なテキスト総量は170字以内・5行以内にすること
ユーザーのテキストの視認度を上げるために安全な方法は、改行も含めて170文字以内、5行以内にすることです。
フェイスブックでは基本的にハッシュタグは最後に置くようにします。ライブ感を演出し、にぎやかな文面にする手法として文中に入れることもできますが、文字列の前後に半角スペースを入れなければハッシュタグとして機能しません。
読ませるというよりも、視認性を高める
文字の最初と最後さえ認識できれば、文章の意味内容を把握できると言われています。
SNS投稿ページは「読んでもらう」のではなく「見てもらう」ことを意識して書くと、わかりやすい文章になります。